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アップダウンクイズいざ本番

歴史の長いクイズの老舗

アップダウンクイズは63年10月に始まって今日まで続いている、TV界でも有数な長寿番組のひとつだ。移りかわりの激しいTV界で長寿を保った秘訣は何だろうか。当初から構成をなさっておられる堤章二氏にお話を伺った。
「その理由は3つあると思うんですけどね、まず第一に番組を作る前から徹底的に打ち合わせ(会議)をしたことですな。これはタマになんてものではなく、1週間に1回は必ずというちゃんとしたもので、あらゆる角度から検討しました。大きなルールなどは当初から変わっておりまへん。次に、問題を徹底的に吟味していることですな。それは内容もさることながら、文章を『何々ですが』にするか、』何々では』にするかといった、テニヲハの問題までも検討してます。第三に司会の小池清くんの人柄だと思いますな」

 

一方、司会の小池清氏は、週刊現代の取材に、「よい意味でのマンネリが定着しているんです。シンプルで内容の多様性が受けてると思うんです。司会者の人柄をおっしゃってくれる方もおりますが、司会者が目立つような番組はいけない。目立たない司会者ということを最初から心掛けてきました。アップダウンのルールやシステムはもう完成品で、われわれとしては繰り返してきただけです。それを長持ちさせてきたのは、結局、解答者なんです。解答者は画面そのものが明るくなるような、見ていて楽しくなるような万でないといけないですね。スタッフだけでできるものじゃなくて、参加者の個性でもっていると思うんですね」
と答えている。

 

マンネリといえばこれほどマンネリな番組も少ない。出場者紹介は子供の数とひいきの野球チームのことばかりで、ワンパターンもはなはだしい。しかし、「クイズはマンネリに限る」と評論家の中島梓氏は書いている。「名をきいてとたんに司会者と出だしのセリフが思い出せないクイズ番組は決して、真の長寿番組になれない」と(週刊朝日より)。

さて、最も長い歴史を誇るクイズ番組、アップダウンクイズの年表があるので紹介しよう。

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