国鉄瀬棚線全駅の空中写真である。
国土交通省の国土情報ウェブマッピングシステムは、日本全国の空中写真(航空写真)が見られる大変価値あるすばらしいサイトである。昭和49年度(1974年)から平成2年度(1990年)にかけて、国土の全域で延べ約40万枚の写真(撮影は国土地理院)を整備したものである。
昭和末期の写真には今や廃線となった国鉄路線が伸びている写真があり、目を奪われる。このうち駅部分を拡大してご覧いただく。なお、写真によって拡大率は異なる。

瀬棚線--空中写真--1976年



国縫駅

国縫くんぬい

函館本線との分岐駅であり、現在も健在である。
瀬棚線のレールは函館本線の南で西へと分かれる。駅は海のすぐそばだ。
茶屋川駅

茶屋川ちゃやがわ

内陸部の小さな駅。駅裏にあたる北側には耕地が広がるのみである。
現在(2004/08)、数戸の集落があるのみ。駅や路盤の跡はまったくわからない。どこが駅への入り口かもわからなかった。
美利河駅

美利河ぴりか

この駅から北に相当行ったところに奥美利河温泉がある。ピリカとはアイヌ語で美しい女性のこと。
駅舎は写真右下。この写真の左側部分に1991年に美利河ダムが完成しており、光景は変わった。現在(2004/08)、美利河駅付近はキャンプ場などのレジャー施設になっており、駅舎や路盤は痕跡もない。
花石駅

花石はないし

小さな集落の駅。
現在(2004/08)、花石駅付近から瀬棚線跡を利用したバイパス道路ができており、トンネルも瀬棚線のトンネルを活用したものとのこと。花石駅の痕跡はない。
北住吉駅

北住吉きたすみよし

周りは耕地しかない。民家も少ない。
種川駅

種川たねかわ

駅前通りと学校が見える。民家も多く、沿線ではそこそこの集落だったろう。
今金駅

今金いまかね

今金町の中心駅で、さすがに市街地が広がっている。
神丘駅

神丘かみおか

どこにあるかもわからないような小さな駅。道路の東側にかろうじてホームだけが見える。民家も少ない。今金駅を1つ出ればこの閑散だ。
丹羽駅

丹羽にわ

種川同様の町づくりだ。
北桧山駅

北桧山きたひやま

北桧山町の中心。こじんまりとした市街地がある。北桧山町にはこの駅しかなかった。
瀬棚駅

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瀬棚せたな

海辺の終着駅。レールは南から北へと向かい、駅北部で止まっている。
さらにその先の海岸沿いに有名な三本杉岩がある。とんがった3本の岩が並ぶ奇景で、瀬棚町北部の海岸は奇岩が多い。
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