TVクイズまる金必勝マニュアル

名人が教える150のノウハウ

©北川宣浩 1985
クイズビデオ

クイズタイムショック


■キャラクターも重視

 チャレンジャーが椅子に座って上へあがるとき、司会の山口崇さんより、その人の簡単な紹介があります。そのあとインタビューがあってクイズになりますが、この部分の時間は実はクイズをしている時間より長いのです。だからユニークな紹介とインタビューができるよう、キャラクターも重視されます。ペーパーテストとのウェイトは半々だそうですので、プロフィール表にも気を配っておきましょう。
 ペーパーテストが終わるとそのまま全員お帰りになります。面接はありません。これも他の番組と違うところです。ペーパーとプロフィール表の双方から検討された結果、後日合格者にはハガキがきます。そして出場前になると局から電話で、冒頭の紹介のための取材があります。プロフィール表に書いたことをさらにつっこんで具体的に聞かれるわけです。この取材をもとに山口さんとのインタビュー台本ができます。
 なお、期日までにハガキがこなくても、首都圏の人なら補欠合格の道があります。突然電話がかかって来ますので、諦めないでおいてください。

タイムショック全問正解

■恐怖心はすべて演出のなせるワザ

 録画は原則として隔週土曜日の午後、六本木のテレビ朝日で。放送まで3~5週間かかります。スタジオ中央に例のセットが組まれていますが、思ったより小さいはずです。だからあの「電気椅子」とも「地獄の回転椅子」とも呼ばれる解答席も予想ほど高くないでしょう。あれは不安がらせるための演出ですから、それに乗せられないように。
 問題番号は1~10までありますから、好きな番号を指名してください。何番を選んでも同じです。

■1問5秒は充分長い

 問題のコメントは2~2.5秒、解答のための時間は2.5~3秒です。この解答時間は充分すぎるくらいに長いのです。なぜって、何人もの競争相手と1000分の1秒を競う早押しクイズと違い、一人で、マイペースで、2秒も答える時間があるのだから。そう思えば焦る必要は全くないはず。この長い時間と一人でする気楽さを活かして、落ち着いて答えましょう。
 問題が次々に出てきますが、答えるのを急ぐ必要もありません。だから一呼吸おいてから答えるのがあがらない答え方です。ワンテンポおけば不要な緊張感がなくなるし、カチカチせわしいクイズタイムショックのペースに巻き込まれないですみます。
 クイズタイムショックだからこそ、ゆっくり落ち着いて答える。これがいつもの実力を発揮できるポイントです。

 

 

公共の宿

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