中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
富士宮まで焼きそばを食べにツーリング(静岡県) 2008/07/21
2008.07.21 Monday
富士宮まで焼きそばを食べにツーリング


ヤマハマジェスティ250を買った。
最初の1000kmは「ならし運転」で、5000回転以下、急発進・急加速はご法度とのこと。いまどきならし運転は不要だという説もあるが、複数のバイク屋はならし運転を勧めるので、メカに疎く小心者の私はならし運転をしなければならないと、強迫観念にも似た状態である。
前のセローは1000kmちょっとで売っぱらったので、ならし運転がどれほど今後に影響を及ぼすか、実感はない。

1000kmというと、250kmのツーリングを4回すればいい。日帰りなら片道125kmだ。地図でいろいろ検討し、まずは片道130kmの静岡県富士宮市に行くことにした。富士宮はB級グルメの「富士宮焼きそば」が有名。

マジェスティ

朝8時22分、自宅を出発。国道246号線をひたすら走ることとする。厚木あたりまでは都会の道路の雰囲気だったが、それを過ぎるとローカル色が濃くなる。でも246バイパスは高速道路並みの規格のようで、しかも連休最後の日だけれど下りは渋滞がなく、平均速度39km/hで走った。埼玉方面に出るときの平均速度は26km/hなので、やはり世田谷から西に行くのは容易だ。

富士山の南側を回る国道469号線もすいており、ワインディングを楽しめた。しかし朝から曇り空で富士山はまったく見えない。終日見えなかった。昨日も見えなかったそうで、夏は見える日が少ないらしい。
途中、北海道チックなところを走る。自衛隊の東富士演習場である。

東富士演習場

予定通り、12時前に富士宮駅前に着いた。うろうろして、最初に目についた「富士宮焼きそば」の幟が立つ店に入る。つぼ半という店だ。

つぼ半

4席しかなく、すでに満席でさらに2組が待つ。ばあさま2人とあんちゃん一人の三人で切り盛りしているが、要領が悪いというか、まったく気にしてないというか、出てくるのが遅すぎる。昼は焼きそば目当ての客だけなのだから、あらかじめセットしておいて、五目焼きそば、イカ焼きそば、肉焼きそばなどはトッピングを変えればいいと思うのだが。席についてからも何も出てこなくて、かなり待つ。
私は一人だったのでカウンターで待っていたが、厨房に鉄板がなくて客の空いているテーブルで焼きそばを調理するありさま。厨房は焼く前のセッティングに使っているけれど、雑然としていて能率がいいとは思えない。

が、しかし、そのようなことを気にするようなのはこの店の客として失格のようで、にこやかに待つのみである。しかも、客用のノートがあって、一言コメントをばあさまから書かされるのだ。待っている間はそれを読んでと言われる。
結局ここで1時間を費やした
で、肝心の味は、これまで食べたことのない味だったが、なぜか酸っぱく、決しておいしい、うまい!とは言えなかった。ハシゴをするつもりだったが、あまりにロスタイムが多いので、ここで大盛を食べて1店だけにしたので、富士宮焼きそばがうまいのかそうでないのか、断言できない。




1時半になってしまったのでどうしようかと思ったが、とにかく白糸の滝だけは見ておこうと、バイクを北上させる。それはそれはみごとな滝だった。
(写真上は音止めの滝、下が白糸の滝)
白糸の滝

さらに北に田貫湖がある。ここはダイヤモンド富士が湖越しに見られるので有名。そのほとりの休暇村富士は、ダイヤモンド富士が拝める公共の宿として人気だ。
帰りの時間が気になったし、空模様も怪しいので躊躇したが、行った。観光客が遊んでいた。

田貫湖

帰りはMioGPSが中央道経由で帰らそうとして道に迷い、あちこち行っては引き返した。中央道小仏トンネルの渋滞がイヤで忌避したのだ。ETCのテストを兼ねて、御殿場から東名高速に入ったが、3か所くらい事故があり、秦野中井ICで降りた。国道246号線も大渋滞。
すっかり尻が痛くなり、暗くなった7時28分に帰宅した。

走行距離は301km、燃費は28.66km/l。オートマチックにしてはまあまあか。

こんな調子であと700kmならし運転をするのか。

富士宮ツーリング

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