中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
富士吉田までうどんを食べにツーリング(静岡県) 2008/08/03
2008.08.03 Monday
富士吉田までうどんを食べにツーリング


マジェスティのならし運転シリーズ第2弾。とにかく、6月末から隔週で北海道・沖縄と遠出をしているので、必然的にならし運転も隔週になってしまう。
2週間前に静岡県富士宮市まで焼きそばを食べに300kmほど走ったので、今回は山梨県富士吉田市までうどんを食べに出かけた。

朝8時53分に自宅を出発。多摩の墓所に寄ってご先祖様に新しいバイクを披露し、安全をお祈りする。

その後甲州街道を西へと向かい、大垂水峠を難なく超えて神奈川県へ。そして上野原から山梨県へ。
メッシュジャケットのインナーをはずして、スースー状態で来たのだが、道路の要所にある温度計は34度とか32度を示している。体に当たる風が熱波である。ドライヤーの風を浴びているようだ。下半身は短パンの上に黒のオーバーオールをはいているのだが、膝のあたりが熱い。

大月の手前で猿橋を見た。墓所から2時間で休憩にちょうどよい場所だった。以前から写真で見ているけど実際に見るのは初めて。

猿橋

この下は断崖絶壁で清流が流れており、美しい。
昔、猿が身体をくっつけて橋を造ったという言い伝えから猿橋の名がある。

そして左折して国道139号線で富士吉田を目指す。途中、リニアモーターカーの実験線の高架をくぐる。何年先になるかわからないが、実際の営業路線もこれを利用するはずである。

リニアモーターカー実験線

ところで、富士吉田のうどんであるが、先日までこれほど有名とは知らなかった。要するに、ならし運転はB級グルメを食す旅にしたのであって、関東近県でB級グルメを探していたら、富士吉田のうどんに行きついた。極太で、つゆは醤油と味噌のあわせたもの、具にキャベツが載っているのが特徴とのこと。うどんには目がないのでこれは行ってみないと。

ネットでうどん店の地図をダウンロードし、まずはバイパス沿いのてんせいやに行った。12時をちょっと回ったところで、予定通りだ。

てんせいや

民家を改装しているようで、玄関の土間がテーブル席、奥の居間が座敷席だ。タンスのある普通の部屋に座卓があって、そこで食べる。
客が並んでいたけれど、すぐに座れた。うどんなので作るもの食べるのも回転がいいようだ。




初めての店では単純なものを頼むことにしているので、つけうどんを頼む。350円。
写真のように味噌汁付で出てきたのが意外であった。が、よくよく考えてみるとこれはつけうどん、味噌汁ではなくて付け汁だった。ちょっとなめてみると味噌の味だが味噌汁にしては濃すぎる。
お約束で、茹でたキャベツが載っており、ほかにきんぴらごぼうが意表を突いている。てんかすは載せ放題。

ひとくちすすってみたら、明らかにおいしい。極太だがちゃんと茹であがっており、コシがあってのど越しもすっきりしている。かなりの速度で食べてしまった。うまいうまい、これは食べるためにくる価値のある味。しかも安い。
肉うどんやてんぷらうどんもあるけれど、いずれも数百円だ。

これはハシゴをしなければと、国道138号線を西に行ったところにあったふもとやに入ってみた。広い座敷があってそこそこの規模の店。カウンターで今度はかけうどんを頼む。この店は400円。

ふもとや

アツアツのうどんを口に含んでみた。2食目ということもあるのだろうが、てんせいやに軍配が上がる。麺が粉っぽいのだ。けれどもつゆはうまい。味噌と醤油のコラボで、甘みも感じられる。

ちなみに頼み方は、どの店も卓上に注文票があるので、これに数量を書いて店員に渡す。

うどんの注文票

さすが2食でおなか一杯だ。2店で合計750円、富士宮の大盛り焼きそばは1つ1000円だったので、富士吉田のうどんのほうがリーズナブル。
家から富士吉田まで100km、これから山中湖、道志村経由で帰ります。往復で200kmを越えるだろう。
暑い。

次の記事へ続く
<<前の記事< TOP >次の記事>>
© N.Kitagawa, All rights reserved.